こすもす組では4月から、「にじ」という歌に親しんできました。歌詞の意味を知って気持ちを込めて歌うことができたり、優しく歌うことに慣れてきた子どもたち。そこで、今度は手話を取り入れながら歌うことにしました。
まず、「手話」はなんのためにあるのか、話し合ってみました。最初に聞いた時は、「静かにしたい時に使うんじゃない?」「きっと忍者が使うんだよ」と話していた子どもたち。「耳の聞こえない人がおしゃべりするときに使うんだよ」と教えると、子どもたちの頭の上にはハテナマークが浮かんでいました。
その後、実際に耳を塞いで歌を歌ってみました。「声が聞こえる?」と聞いてみると、やはり全く聞こえません。「聞こえないね」「じゃあ手話を使ったらどうかな」と尋ねると、「そういうことか」「手話だったら歌がわかるね」と、「耳の聞こえない人のコミュニケーション方法」の意味がわかったようでした。
手話の意味を知ってからは、さらにやさしい気持ちで歌えるようになったこすもす組の子どもたち。いろんな人にこの歌を届けたい!と一生懸命歌っています。
発表会でもお家の人にこの素敵な歌声と手話が届きますように。
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