みなみがわら保育園では、自然遊びに力を入れています。
毎年職員がウレシパシモリの髙橋先生の研修を受け、研修で学んだことを保育に取り入れています。
今年度もたくさんの自然遊びを子どもたちと楽しんできました。
1月下旬には、1年のまとめとして「自然で遊ぼう会」を開催しました。
今年度行った自然遊びを職員が出し合い、子どもたちが好きな自然遊びのコーナーを選んで遊びました。幼児クラス3学年で行うことで、コーナーごとに自然と異年齢の関わりも見られました。
光をテーマにした「アクアリウムコーナー」、色をテーマにした「葉っぱのフロッタージュコーナー」、葉っぱをテーマにした「葉っぱのアクセサリー作りコーナー」、雫をテーマにした「色水遊びコーナー」、匂いをテーマにした「匂い袋作りコーナー」の5つのコーナーを設定しました。
「アクアリウムコーナー」では、カラーセロハンに光を当て、色の光を楽しみました。ペットボトルに光を当てるとキラキラ光が揺れて「綺麗だね」と感動していた子どもたち。


「葉っぱのフロッタージュコーナー」では、「フロッタージュ」という凹凸した物の上に紙をのせ、鉛筆やクレヨンなどでこすって模様を写し取る技法を使い、葉っぱの葉脈を力加減を調整しながら上手に写し出していました。


「葉っぱのアクセサリー作りコーナー」では、葉っぱをそのまま貼ったり、ちぎって貼ったりとそれぞれでした。ちぎった葉っぱを組み合わせてうさぎの形にしたりなど工夫をして、ペンダントや冠を作っていました。


「色水遊びコーナー」では、スポイトで色水を垂らし、「何に見えるかな?」と考え想像力を高めました。「朝の空の色みたい」など感性豊かな発言も聞かれましたよ。
「匂い袋作りコーナー」では、園庭にある植物(ペパーミントやローズマリー、パッションフルーツ、柑橘類の葉)から自分が匂い袋に入れたい葉を選び、すり鉢とすりこぎを使って擦り潰し、袋に入れて完成です。すりこぎの力加減も調整しながら上手に擦り潰すことが出来ていました。「いい匂い」と癒されている姿も印象的でした。


主体的な活動を通して、子どもたちも自分で選んだ自然遊びを思う存分楽しみ、充実した表情が見られました。今後も身近な自然とたくさん触れ合い、自然に興味関心を持って欲しいと思います。
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