ゆり組では、6月頃に大豆を収穫することを目標に枝豆の種を蒔きました。
定期的に成長を見に行き、枝豆の変化を楽しんでいました。
~6月~
大豆の絵本を読む中で、子どもたちにとっても身近な「豆腐」や「味噌」が大豆からできていることを知り、大豆に興味を持った子どもたち。その姿を見てゆり組では枝豆の種を蒔き、大豆を育てることを決めました。部屋で観察ができるように小さなポットに種を蒔きました。枝豆の種を実際に見てみると「緑色かな」と予想したり「大豆に似ているね」と気が付く姿がありました。
~7月~
芽が一気に伸び5センチくらいになったので、苗を大きなプランターに移し替えました。
日々水をあげたり、「大きくなあれ」と願いながら観察していた枝豆が大きくなり、嬉しさを見せる子どもたちでした。芽だけでなく、葉っぱもつけ始めました。
~8月~
猛暑の間に枝豆はぐんぐん成長し、沢山の鞘を付けていました。
普段もよく目にする枝豆が何個もできており、「美味しそう」と目を輝かせる子どもたちでした。鞘の周りにはザラザラした毛が付いていることや、「2つかな」と鞘の中に豆が何個入っているのか予想する姿もありました。
大豆にすることを目標にしていた子どもたちは収穫せずに、成長を楽しみにしました。
~10月~
とうとう枝豆が茶色く色づき、大豆になりました。
大豆になる目安を知っていた子どもたちは「茶色になったよ」と教えてくれました。実際に収穫して鞘を剥いてみると硬くなった大豆ができており、夢中になって収穫を楽しむ子どもたちでした。沢山収穫できたので、みんなで鞘むきをしました。数え切れないほどの大豆が取れ、触ったり匂いを確かめたりと観察を楽しむ子どもたちでした。
今後は採れた大豆を何にするのか子どもたちと相談しながら決める予定です。