※ブログ『ぷらいむキッズ Waku-Block 導入しました』をご覧になっていただけると嬉しいです。
初めて子どもたちと童具館の『ケルンブロック』で遊びました。ケルンブロックの基尺は3cmです。乳児期から見立て遊びやパターン遊びを行う中で、数量や形体の理解が深まり積み木遊びの基本を知ることができます。まずは子どもたちに積み木を優しく扱ってほしいという願いから、積み木で遊ぶ前にお話をしました。「この積み木さん、みんなとお友達になれるかな？どうかな？」聞いてみました。すると子どもたちから「お友達になれるよ」という声が聞こえてきました。子どもたちも頬に積み木を当てて感触を確かめる姿がありました。
倒れないように慎重に立方体を積む姿や、直方体を横に並べて線路を作り、立方体を電車に見立てて遊んでいる姿もありました。「ガタンゴトン」と口ずさみながら自分の中でイメージを膨らませて遊び、20分近く椅子に座ってじっくり遊びこむ子どもたちです。
積み木の入っていた木箱も積み木と基尺が合うため一緒に遊ぶことができます。
子どもたち自ら木箱を手に取り、立方体がピッタリ入るように一個ずつ考えながら入れてみたり、「アイスやさんです」と言って木箱に入れた積み木を友達や保育者に配る子もいました。ごっこ遊びに発展させたり木箱を使って様々な楽しみ方をしていました。
遊びの様子を近くで見ていると、子どもたち同士で協力して積み木を高く積み上げる遊びが展開されていました。初めは個々で集中して遊んでいましたが、友達の遊びに興味を持ち一緒に作り上げる楽しさを実感していました。「たかい」「すごいね」と会話が聞こえてきました。最後は積み木の醍醐味、豪快に倒して「わあ～」と大興奮。積み木遊びを通して、学んだことは自分のイメージしたものを表現することです。それは、10の姿『豊かな感性と表現』、友達の作っている作品に興味を持ち一緒に作り上げる楽しさを実感する『協同性』の育みに繋がりました。
今後も『Waku-Block』で遊んでいる子どもたちの様子や遊びは学びを発信していきますので、
楽しみにしていてくださいね。
