夏野菜のある、ズッキーニの食育をしました。
ズッキーニを見た時の子どもたちの始めの感想は、「きゅうりに似ている」でした。
きゅうりと同じ瓜科であることは知っていた子どもたちですが、こんなにも似ているとは思っていなかった様子で驚いていました。
実際にグループごとに観察したり、図りを使い重さを測る活動をしました。
給食の先生が横に半分に切ったものと縦に半分に切ったもの1つずつ用意をしてくれ、断面も見ることが出来ました。
ズッキー二の観察では、ヘタの部分が「オクラに似ている」と発見をした子どももいました。
「星の形している」「オクラの形にも見える」と発見したことを共有していました。
他にもズッキーニの先の部分の感触が一つ一つ違うこと、切り方によって断面の見え方が違うことに気づいていました。
自分たちで重さについて調べたり、実際に手に持つと同じような大きさに見えていたズッキーニですが、1つ1つ形の違いや実の詰まり方によって重さが違うことを発見していました。また、測りの上に沢山のものを載せていくことで、2つ乗せるとさらに重たくなることに気づき、数字の変化にも興味を持って着目していました。
食育を通して、数字についての興味関心が深まっていることや、個数や量を増やしていくことで、重さの数字も大きくなることを知る姿は『数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚』『思考力の芽生え』の姿に繋がりました。