川崎市より、「シズレンガ」という木製の玩具をお借りしました。
「静岡県の中山間地域」の山で育った「オクシズ材」から出来たこちらの玩具は、遊んでいる時に木の温もりであったり、木製玩具ならではの良い香りがします。
遊ぶ前に、子どもたちに匂いをかいでもらい、木製玩具ならではの素晴らしさに触れる機会を設けました。すると「温泉の匂いがする」「木の匂いがする」「もっとかいでいたい」など子どもたちも匂いに引き寄せられる様子がありました。
実際に保育者が作ったものを置いておくと、「すごい、椅子も作れるんだね」「やってみたい」「乗れるかな」と目を輝かせながら見にきていました。
実際に作った椅子に座ることもできました。
シズレンガで作った見本を掲示すると、見ながら組み立てる子や友達と一つの大きな作品を作っていました。作る過程で「丸がもう一つ欲しい」と欲しい部品を友達に伝え、協力をしながら進めている様子もありました。
言葉で伝えること、考えながら組み立てていくこと、「やりたい」「こんなのも作れるんだ」といった興味関心をし自然と持ち、遊びに向かう姿があり、『言葉による伝え合い』『思考力の芽生え』『健康な心と体』『協同性』『豊かな感性と表現』の育みに繋がりました。
木製玩具は、子どもたちの豊かな感性を育み、創造力が養われます。