室内で4歳児の友達と一緒に水遊びを行いました。
梅雨が明け、毎日暑い日々が続き戸外での活動が難しくなってきていましたが、室内でも工夫をして水遊びを楽しむことが出来、子どもたちも嬉しそうな表情をしていました。
水遊びを行う前に、水遊びは楽しいことも沢山あるけれども、危険もあるという話を実際に水に触れながら伝えました。
バケツに入った水を、上の方から落とした時と下の方からゆっくりと落とした時の水の威力の違いを見て、「沢山の水を勢いよいく落とすと危ない」ということや「水しぶきが目に入ってしまう」という恐れもあることに気づいていました。
また、実際に手につけた水を友達や自分にかけ、感触や、人に水をかけられた時の気持ちがどんな気持ちかも考える時間を作りました。
5歳児になり、ニュースでの情報の理解も深まってきており、どうして危険なのか、どんなことが起こってしまう可能性があるのかを質問をしていく中で、理解が出来てきているからこそ、自分たちでどのようなことが危険に繋るのかを自ら考えたり、想像したりしながら言葉にすることが出来ています。
10の姿では、『社会生活との関わり』『道徳性・規範意識の芽生え』『健康な心と体』の姿に繋がっています。
水遊びで行う際には、リングの水遊び玩具をプールに浮かべました。
すると、沈む物、浮ぶ物に分かれていることに子どもたち自身で発見していました。
「どうしてだろう」と不思議そうに実際に玩具に触ってみると、「硬さが違う」「重さも違う」という大発見をしていました。
「硬いものは沈む、柔らかいものは浮くんだ」と水遊びを通して学びにも繋がっている姿が見られました。
花紙を使い色水作りにも挑戦しました。好きな色の花紙をペットボトルに入れていき、子どもたちは花紙を混ぜ合わせるのではなく、層にして花紙の色合いを楽しんでいました。
色水遊びを通して、『豊かな感性と表現』『思考力の芽生え』の10の姿が育みにつながります。
