先日ひよし保育園では、卒園式でいただいた花を使って5歳児がフラワーアレンジメントを行いました。
最初にスポンジを配り、触ってどんな感触か確かめました。
「ふわふわしてる」「水で湿ってるよ」「ザクザク音がするね」「なんか匂いがする」などと五感を使って色々なことに気がついていました。



次に机に並べられているお花を自分で選びました。
お花を選ぶ前に保育者が「欲しいお花全部選んだらどうかな?」と聞くと子どもたちの方から「お友達の分がなくなっちゃう」という姿がありました。
何個まで選ぶかを子どもたちで話し合い、最初は3つまでと決まりました。
「どれにしようかな?」と真剣に悩みながら自分の好きな色や気に入ったお花を選んでいました。


実際にお花をスポンジに生けてみました。
茎が長いお花は「長いからハサミで切りたい」と子どもたちの方から話しがあったり、色合いや高さを考えながら慎重に行う姿がありました。
お花から取れてしまった花びらたちは、スポンジの周りに置いてみたり、花や葉っぱの上に置いて蝶々に見立ててみたりと感性を働かせながら作品作りを行う事ができました。




完成した作品を並べると「みてみて」と保育者や友達に嬉しそうに伝えていました。



幼児期に育ってほしい10の姿の『自然との関わり・生命尊重』『豊かな感性と表現』が育まれました。