3歳児のクリスマスの制作は立体的なクリスマスツリーを作りました。
作り方は半分に折った画用紙の片面にツリーの絵を描きます。また、中央には上から線が引いてあるものと下から線が引いてある物の2種類を準備し、子どもたちが切りやすいように途中の部分を切っておきます。
次にはさみで黒い線の上を切ります。この時に子どもたちには「紙は2枚一緒に持って切ってね」と話すと折ったままの画用紙をしっかり抑えて、切っている様子がありました。また、中央の黒い線を切る時も「黒い線の上だけ切ってね」と最初に話すことで線の上までを意識していました。
この切れ込みを組み合わせると・・・立体的なツリーが出来上がります。
その後はキラキラテープを自分の好きな長さに切って、貼り、最後に星をつけて完成です。
キラキラテープを自分で好きなところに貼っている時はわくわくしている子もいれば、真剣な表情で取り組んでいる様子がありました。
このような制作をしていく中で、「微細運動」と言われる手や指先の発達に繋がったり、どんな風に作ろうかと考える「思考力の芽生え」「豊かな感性と表現」、と言った10の姿の成長も見られます。また、クリスマスという行事がどのようなものなのかを知るきっかけにもなったりもします。
ハサミが使えない子でもおうちの人と一緒に作ることができれば、誰でも簡単に作ることができるので、是非作ってみてくださいね。